三枝 俊哉

循環農学類

三枝 俊哉 さいぐさ としや

教授

研究室番号
フィールド教育研究センター棟

教員・研究室

取得学位 博士(農学)
研究室・ユニット名 草地・飼料生産学
研究テーマ 草地・飼料作物の効率的な生産による持続的な土地利用技術の研究
学びのキーワード 草地飼料肥料養分循環持続可能な農業
教育・研究への取り組み 牧草と飼料作物の生産は、土-草-牛の養分循環の起点です。環境保全に配慮しながら良質な粗飼料を安定的に確保するため、最小限の投入量で最大または最適な生産量を維持する栽培・草地管理技術を研究します。目の前にある草地の問題点は何か?改善するにはどのような管理が適切か?たくさん意見を出し合い、論議できる研究室をめざします。
受験生へのメッセージ 北海道で栽培されている牧草にも10を超える種類があります。チモシー、オーチャードグラス、ペレニアルライグラス・・・つきあってみると、姿形だけでなく育ち方もみんな違います。か弱いチモシーをどうしたら絶やさず維持できるか?ペレニアルライグラスの性能を最大限に発揮させる管理法は何か?奥の深い草の世界をのぞいてみませんか?
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研究シーズ

研究キーワード 放牧 養分循環 施肥
寒地型放牧草地における土-草-家畜の養分循環と草地管理
研究の概要・特徴

放牧草地では家畜が牧草を食べて乳肉を生産し、ふん尿を排泄して養分を土壌に還元する。しかし、還元された養分が直ちに全て牧草に再利用されるわけではなく、牧区の中でまんべんなく採食や排泄がおこるともかぎらない。養分の循環量や分布は、土地条件や放牧方法によって変化する。それらに対応した合理的な放牧草地の利用法や施肥管理法について研究する。

放牧草地の養分動態と牧区内の養分分布 放牧草地の養分動態と牧区内の養分分布
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

・家畜の放牧計画から年間施肥計画を立案するアルゴリズムを提示する。
・開発された維持管理技術を実規模草地に導入し、それによる改善効果を実証的に評価する。
・草地の状態を診断し処方箋を提供するICTシステムを構築する。