相原 晴伴

循環農学類

相原 晴伴 あいはら はるとも

教授

研究室番号
A3-504

教員・研究室

取得学位 博士(農学)
研究室・ユニット名 農畜産物市場論
研究テーマ 農畜産物・食料の流通の仕組み、需給や価格の動向を研究
学びのキーワード アグリビジネスブランド開発農業政策農作物農業経済学
教育・研究への取り組み 近年、農畜産物や食料の市場が大きく変化しています。例えば、農家・農協による販売ルートや食品産業による仕入ルートが多様化しています。こうした市場の変化に対応して、有利販売を行うためには、需要創出、販路開拓、需給調整といった取引手法をどのように改善したらよいかを研究しています。
受験生へのメッセージ 近年、テレビ番組でも食べ物や農業が多く取り上げられるようになり、関心が高まっています。農畜産物の市場について学ぶことは、消費者にとってみれば、自分たちが毎日、消費している食料の流通に関する知識を得ることであり、とても重要です。また将来、農業にたずさわろうと思っている方にとっても、市場の変化に対応した販売戦略は大きな課題です。
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研究シーズ

研究キーワード 農畜産物 産地 付加価値
農畜産物の取引手法の改善に関する研究
研究の概要・特徴

 近年、農畜産物や食料の市場が大きく変化している。農家・農協による販売ルートや食品産業による仕入ルートが多様化している。
 こうした市場の変化に対応して、有利販売を行うためには、需要創出、販路開拓、需給調整といった取引手法をどのように改善したらよいかを研究している。
 産地における農畜産物の販売においては、基本的には産地化による大量販売が重要であり、消費者・実需者のニーズに対応するためには、どのような産地体制の整備が必要かの分析を行っている。とくに共同販売の仕組み、用途別販売のあり方に重点をおいている。
 十分に差別化された製品であれば、ブランド化によって高価格販売を目指すことができる。6次産業化による農産加工品の開発によって有利販売が可能となる

産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

・農家、農協などが、系統共販を中心としつつも、加工品の販売など、部分的に独自販売をめざすとのきの戦略の策定に利用できる。
・食品製造業において、原料の仕入の際に、産地とどのような関係を構築するかの戦略の策定に利用できる。